うちの息子に
「ママ観たい映画あるの」
「NYを舞台に、対立する不良グループAと
不良グループBの抗争の話だよ」と
あたかも
「東京リベンジャーズ的な説明」で、息子をケムに巻いて…
ウェストサイドストーリーを母子2人で観にいってきました
息子も小5なので、薄々は「ママの説明怪しいな」と思っていたようで
「つまらなかったら寝るよ!」と宣言していたので、
ドラえもんや、名探偵コナンの映画の類とは
違うことは勘づいていたようです
が!
2時間30分の長編しっかり堪能できました
「なぜ突然歌い出すの?」と
ミュージカルがそもそも嫌いな息子なのですが、
愛 夢 暴力 人種差別
さまざまな問題、
さまざまな感情が
音楽にのって、
身体の外に爆発して
溢れ出してしまうストーリーに
親子ともども
心をごうごう渦巻いてさらわれていきました
前作への敬意をこめた、クラシックテイストな
衣装・舞台セットなのだから
映画上映方式も
「シネコン式」ではなく、
古い映画館式で、
一回の入場でその気になれば居座って、
何度も観られたら良いのに!
ギラギラした若者の激しい感情が
スクリーンを通して、ダンスを通して
観ているほうの身体に流れこんできて、
席を離れることが難しくなる素晴らしい作品でした
できればもう一回、
スクリーンで観たいなぁ……