先日レンタルDVDにて「6歳のボクが、大人になるまで。」という映画を観ました
特に深い意味はなく、
一番観たい映画の店頭の在庫がなかったから「なんとなく」借りたのですが
この映画、少年の12年間の成長を、
実際に代役なしの1人の少年を毎年毎年撮影して、一本の映画にしているのです
以下の文章、ネタバレ要素満載です
【↑↑ メイソンくん 6才】鉛筆けずりで石を削ろうとして、怒られる。
観ていて「ハッ!」としたのですが
映画の始まりのメイソンくんの年齢設定がまさに現在の我が家のムスコと同じ歳で。
生き物の死骸、石を拾ってきたり、イタズラ三昧なところに思わず感じる「デジャブ感」(^_^)
年齢のそう離れていない姉がいる所も一方的に親近感(^_^;)
シングルマザーである母のパートナーが時々変わって、引越を繰り返す以外は、特別な事は起こらない映画です
【↑↑ メイソンくん8才】2人目の父親のもとゲームにあけくれる。
【↑↑ メイソンくん 中学生】女子との距離感に多感な時期。 仲間とビール。 3人目の父親。
【↑↑ メイソンくん 15才】譲ってもらうつもりの父の車が売りに出されてショックをうける。
【↑↑ メイソンくん 18才】 大学進学 。 家を出る。
映画を観ていると本当〜に少しづつメイソンくんが成長していくのがわかるので身悶えしそうです
「やだ!やだ!あんなに可愛かったメイソンくんが、本当に大人になっていってる!!」
「メイソンくん!大人にならないで〜!!」
「北の国から」TVシリーズの純とホタルの成長を二時間半で見ている気分(^_^;)……なのかな。
たった一本の映画のために
同じキャストを12年間も撮影なんて本当に贅沢な気持ちがします
環境は色々あるけど、周囲の人々の個性や事情も色々あるけど、
愛情を受けて、年齢相応の段階をへて、成長していく映画です
たまたまなんとなく観た映画なのに「やがては巣立つ我が子の成長」を凝縮して見させられた気持(>_<)
日常は案外あっという間で。
そこにいる時は必死だったり緩慢だったりするけれど
過ぎてしまえば、実はかけがえのない時間だった
……という事を感じさせてくれる映画でした。
はぁ。子離れ……できるかなぁ。
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